さてさて昨日は久し振りのF1、ベルギーGPでした。
今年からポイント制度が大幅に変更になりチャンピオン争いは熾烈を極めていますね。
各マシンの仕上がりからすると今頃はレッドブルの独走な筈が混戦模様になっています。
個人的に大好きなベルギーGPですが、気まぐれなスパの空に予選からヤラれておりました。
可夢偉は予選でまたしてもヤラかして下位に沈んでしまいましたしアロンソも不運でした。
本戦はスタート直後の雨で大混乱!!
特にアロンソは追突されるはタイヤは失敗するはで散々でした。
ポールのウェーバーはスタートの大失敗をうまくリカバリー出来たんじゃないかと思います。
レースも落ち着いてきた16周目にそれは起きました。
2位のバトンを抜こうとしたベッテルがブレーキングミスでバトンに突っ込みバトンリタイアです。
タービュランスもあったんでしょうか… 変なクルマの動きでした。
ベッテルはFウイング交換後にレースに復帰しましたが後半でリウィッツィと接触してパンク!!
一発の速さは抜群ですが、さすがに「若さ」が出たと言うべきか。
右京も言っていた通りそんな事じゃまだまだチャンプには早いかな。
でも個人的にはそれ位のアグレッシブさは必要だと思います。
こじんまりとまとまっては偉大なチャンピオンにはなれないのではないかと…
シューマッハだって若い頃はガンガンいってメディアからもさんざん叩かれていましたから。
要はそこから学習して生長していけばいい訳です。
同じ様なコトを繰り返すようでは「こりゃダメだ」になりますが。
シューといえば前戦でのバリチェロへの幅寄せでペナルティを食らいましたがこれはどうなんでしょう。
画面に正面からバッチリ映っていましたし言い訳のしようが無いといえばそれまでです。
でも以前は「あれくらい」のせめぎ合いは当然の事だった様なきがするんですがね~。
まあシューも相手がベテランで元チームメイトのバリチェロだからやったとは思いますが、あれがルーキー相手だったらばボロクソ言われてもしょうがないと思います。
で、今回も可夢偉はやってくれました。
17位スタートから8位入賞は立派なモノだと思います。
可夢偉の良さはアグレッシブさとクレバーさを併せ持つ点で日本人最強ドライバーになる可能性も大ですね。
特にタイヤマネージメントのうまさにおいては過去の日本人ドライバーを凌駕していると思います。
ハミルトンとウェーバーは良いレースをしましたがベッテル、バトン、アロンソは散々でした。
バトンは不可抗力ですがアロンソは一体どうしたんでしょうか。
フェラーリに移籍したアロンソは開幕戦こそ「おお」と思わせましたがその後は「らしくない」ミスが多いです。
今年はアロンソの年ではないような気がします。
個人的なチャンピオン予想はウェーバーでしたがベルギーで更に前進したと思います。
ベッテルは若いしまだ何度でもチャンスはあるんで今年は苦労人ウェーバーにチャンプになってほしいですね。
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